はじめに

あらかじめ用意しておくべき避難道具は使用することがあるのでしょうか。

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退路の確保と地震時の行動力

従って地震が起きたとき、屋内、家などの建物にいるときに必要な行動としてまず第一に考えるのが、「逃げ道の確保」。退路を用意しておかなければ、その後生き残ることができないと思います。家であれば玄関のドアを開けておく。ドアを開けておく理由はいつでも外へ出ることができる状態を作るというのがひとつ、そして地震の揺れによってドアの渕がきしんでドアを開閉できなくなってしまう非常事態を回避するためです。意外にこれをやっている家庭は少ないようで、岩手・宮城内陸地震のときも、つい先日起こった岩手内陸地震の時にもやっている家庭はほとんどなかったように思えます。つい先日の地震は、24時を回っていた時間だったために時間帯が時間帯のせいか、眠りについている家庭が少なくなったのかもしれません。しかしあれほどの揺れと衝撃がありながら快眠していられるというのはある意味すごいことです。おそらく揺れていても一応は目は冷めている人も少なくなかったと思います。しかしそこで最も危険なことが、「大丈夫だろう」と勝手に安心してしまうことではないでしょうか。地震が起きても日本人というのは楽観的で、いざ本当に自分自身に震災が降りかからない限り意識しないものです。他の地にいる人々に天災が降りかかり大変な事態になっても、同情はしてもわが身のように感じられる人はほんのわずかかもしれません。この考え方、感じ方が一番危険で、地震というのは本当に自分の家を崩壊させる危険性があるということ、従って揺れていたら「大丈夫だろう」と思うのではなく崩壊の危険性を視野にいれてすぐに行動に移るべきです。それが24時を過ぎていた場合であっても、眠気に負けそうであっても。建物がそのとき崩壊したらそこで命が絶たれてしまう可能性は十分にあります。